奈良県吉野町
Road Map :R169の五社トンネル出口付近に蜻蛉の滝への道標がある。
Route Map:あきつの小野公園の無料駐車場に車を停めて遊歩道を歩く。滝までは5分の距離。
『日本の滝百選』 目の前に落ちる落差50mの段瀑は見応えあり。
奈良県観光公式サイトから
高さ約50mの水量豊かな滝。雄略天皇を虻(アブ)から救った蜻蛉(トンボ)伝説から命名。
天気の良い日には虹がかかることから虹光(にじっこう)の別名もあります。 飛沫が太陽の光に映えて虹を浮かびあがらせる様子はひときわ美しく「紀伊半島自然100選」に選定されています。
滝の上、中ほど、下の3箇所に滝見台があり、すぐそばから滝を眺める事が出来ます。
春は桜、夏は川涼み、秋は紅葉が楽しめる人気のスポットです。
県が選定した 「やまとの水」(36ヶ所)の1つ。
蜻蛉の滝 (落差50m)
御船の滝で氷瀑を見た後、帰り道ある蜻蛉の滝に寄って見る。蜻蛉の滝へは2回目であるが、前回、いたく感動したので、再訪でも感動があるのかが楽しみである。
せいれいのたき
駐車場からあきつの小野公園に入り、遊歩道を蜻蛉の滝へ向かう。
整備された階段道を登って行くと直ぐに滝見台へ行ける。
5分も歩けば上段の滝見台に着き、目の前の滝口から豪快に落水する”蜻蛉の滝”(落差50m)を見ることが出来た。
”蜻蛉の滝”は縦に長い洞窟の中を落水している感じで上段の滝見台からは眼下に二つの滝壺を見ることが出来た。
上段の滝見台にあった説明板。クリックで拡大します。
螺旋階段の途中から見た”蜻蛉の滝”
上段の滝見台から下段の滝見台を見る。下段の滝へは螺旋階段で簡単に行くことが出来る。
螺旋階段の途中からも滝見をすることが出来た。
”蜻蛉の滝”は直瀑ではなく、途中に滝壺がある段瀑なので滝姿に変化があり、それが魅力的である。
間近で見る落差50mは全体を写真に納めるのが難しいが、前回来た時にはパノラマで一枚に納めている。 前回の写真にリンク
滝壺から流れ込む沢水が堪らなく綺麗である。前回はここにお陽さんが射し込んでいたのだが、今回は曇り空で残念である。それでも透明度高く綺麗である。
公園に戻り観光地図を見ていると何やら別の滝見台が描かれていた。前回はこの滝見台に気付かず、今回は行って見たいと思う。
分岐から滝見台に向けて遊歩道を下って行く。
車で少し走ると遊歩道の入口を見付けることが出来た。この道は吉野山への登山道の様であり、更に滝見台への道が分岐していた。
更に滝が見える所がないかと進んで行くと吊橋に着いてしまった。
これ以上進むと周回してしまうので、ここで引返し滝見を終える。
滝見台から”蜻蛉の滝”を見ることは出来たが、樹木で殆どが隠されており、滝見台とは言えなくなってしまっていた。
蜻蛉の滝
訪問は2回目であるが、感動、感激は薄れていることはなかった。個人的には日本の滝百選に入れて良い滝に思う。兵庫県の布引の滝、箕面大滝より格上だと思うので見直しの機会があれば入れ替えて欲しい。